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2008年05月14日

The Big Switch - 池田信夫 blog

The Big Switch - 池田信夫 blog

電力も、当初は各工場ごとにモーターの隣に発電機があったが、しだいに発電機が集中され、大きな電力会社によって集中的に発電が行なわれるようになった。これはPCがインターネットで結ばれ、グーグルが集中的に情報処理を行なうようになったのに似ている。IBMの「ビッグブラザー」的な構造は、PCによっていったん否定されたが、グーグルは多くのPCを仲介することによって、分散ネットワークの中に集権的な構造を作り出したのだ。

計算機能力が電力の様に数社で集約生産されるようなことになるのであれば、その先にあるのは電力会社と同じような企業分割だろう。電力は発電・送電・配電小売りと分割させられたが、Googleはどのように分割されるのか。まぁGoogleが反トラスト法で呼び出されるのは近いのかもしれない。

また、計算機能力という点で忘れてはいけないのは、電力と違い計算機能力は過去集約されていた時代があって、それが一度分割され、それがさらに集約化を目指していることだ。この点は中小の水力発電所・会社が大規模な火力発電所に集約されていった電力会社の場合とは異なっている。

他に比べるものがないから電力なのかもしれないが、あまり電力のメタファは正しくない気が個人的にはしている。

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